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短期ダイエットの方法について

短期ダイエットの方法とは、その名のごとく、短い期間に一気に体重を落とすダイエットのやり方になります。すぐに痩せたいという人は、彼氏に会うとか、同窓会に出席してよく見せたいとか、夏までにビキニが似合うようになりたいという、何か目標があるからなのでしょう。

しかし、もっと自分を大切にすべきではないでしょうか?
人目や世間体を気にしても始まりません。太っていることがダメというのは案外、自分の中だけの強迫観念だったりします。じつは誰も、痩せることを求めていないかもしれません。

結論から言うと、短期にダイエットする方法は健康によくありません。
たしかに脂肪が減って、体重も減少するのですが、同時に筋肉も落ちているという現実を認識する必要があります。

短期ダイエットの方法というと、そのほとんどが極端な食事制限によるものです。食べなければ、痩せていくのは当然といえば当然です。これは一種の飢餓状態だからです。

短期ダイエットの方法には、いろいろな方法があります。

  • 低炭水化物ダイエット
  • 食欲抑制ダイエット
  • 油抜きダイエット
  • (プチ)断食

低炭水化物ダイエット

短期ダイエットの方法といえば、誰もがすぐに思いついて実行しやすいものとして、低炭水化物ダイエットがあります。これはその名ごとく、食事からできるだけ炭水化物を摂らないようにするという方法。低インシュリンダイエットとはよく似ていますが、まったく別の方法といえます。

脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖を制限することは、栄養バランスを崩して、健康を害する原因になります。体外から摂取される栄養素のなかに糖質が少ないと、体の構成成分から、ブドウ糖を作り出そうとします。初めはアミノ酸プール(血液やリンパ液中を流れているアミノ酸)から糖新生しますが、すぐに底をつきます。やがて筋肉をアミノ酸に分解して糖新生し、ブドウ糖を作り出すのです。

たしかに炭水化物を抑制するやり方は、短期ダイエットの方法としては簡単かもしれません。1ヶ月という短期間でも、どんどん痩せていくからです。しかし体重が減ったとしても、それは脂肪だけでなく筋肉も同時に減っているからです。

脂肪よりも筋肉のほうが、ずっと重量が重いことを知っていますよね?
つまり体重が急激に減るということは、じつは筋肉が大量に減少した結果と見ることができます。

筋肉が減るということは、基礎代謝量が減少するということ。
短期ダイエットの方法としては、低炭水化物ダイエットはいいかもしれません。しかし長い目で見ると、リバウンド必至といえます。だまっていても消費されるエネルギーである基礎代謝が減るわけですから、当然ですよね?今までと同じ量の食事でも、脂肪にたまりやすくなるのです。

そのうえ体が飢餓状態と認識するので、脂肪を燃焼しづらくなり、だんだんと体重が減らなくなるということも起こってきます。

食欲抑制ダイエット

そのほか短期ダイエットの方法として、低カロリーの食事でお腹を膨らませてから、メインの食事を摂るという方法もあります。寒天やコンニャク、おから、豆腐、野菜、キャベツなどを食べてから、おかずやご飯を食べるわけです。水をたくさん飲む方法もあります。そうすれば摂取カロリーが少なくなって当然です。しかし低炭水化物ダイエットと同様に、極端な糖質不足を招くことに。

あるいは、丸々一食を置きかえる短期ダイエットの方法もあります。
マイクロダイエットやグローバルダイエット、ヒルズダイエットなどのカロリー置き換え食品による低カロリーダイエットも、この部類に属します。

短期ダイエットの方法というと、どうしても食事量やカロリーを極端に減らしがちです。しかし体には必須脂肪酸や必須アミノ酸、ビタミン、ミネラルというものが必要です。そのほかファイトケミカルによる抗酸化物質や薬理成分も不可欠です。どんなに短期のダイエットを目指していても、自分の健康を考えるならば、栄養バランスを摂った上で腹八分目にすべきだと思います。

油抜きダイエット

これも短期ダイエットの方法として人気があります。
脂肪は、使われない分はそのまま体脂肪に蓄積されるから、全く摂らないほうがよいと考えるわけです。しかし、これは非常に危険な考え方です。

人間は、糖質・脂質・タンパク質の三大栄養素をバランスよく摂取しなければなりません。PFCバランスというものがあり、P:F:C=15%:20%:65%が理想といわれています。Pはプロテイン、Fは脂肪、Cは糖質です。ですから脂肪をまったく摂らないというのは、健康上よくないわけです。

それに人間は、すべての脂肪が体内で作られるわけではありません。
必須脂肪酸という多価不飽和脂肪酸がありますが、これは食事から摂取すべきものです。つまりリノール酸(n-6系)とαリノレン酸(n-3系)ですね。この比率は4:1が理想といわれています。

最近の日本人は4:1どころか14:1といいますから、脂肪を抑制するのなら、リノール酸のn-6酸系の脂肪酸を減らすべきです。しかし油抜きダイエットというのは、そういった知識もなく、とにかく脂肪すべてが悪者と決め付けているところに問題があります。

オメガ3や、オレイン酸などの一価不飽和脂肪酸は、悪玉コレステロールや中性脂肪値だけを下げて、善玉コレステロールは上昇させる働きがあります。つまり健康を守ってくれる脂肪酸なのです。短期ダイエットの方法を実践するにしても、毎日必要量摂らなければいけません。

そのほか摂りすぎると、心筋梗塞や脳梗塞の原因といわる飽和脂肪酸にしても、すべてが悪者ではありません。牛乳などに含まれている中鎖脂肪酸は、体に蓄積されない脂肪です。ヘルシーリセッタがそうですね。また、ほかの脂肪も燃焼するといわれています。日本人はリノール酸が多めといっても、共役リノール酸は脂肪を燃焼して筋肉を増やしてくれるので、積極的に摂るべきです。

結局、短期ダイエットの方法として、すべての脂肪を摂らない「油抜きダイエット」はよくないといえます。日本人が摂りすぎる飽和脂肪酸やリノール酸系の脂肪酸の摂取量だけを、注意していればよいのではないでしょうか?

プチ断食

短期ダイエットの方法として、(プチ)断食があります。
なにも食べないのですから、やせて当然ですね。最近は完全な断食ではなく、特定の食材だけは摂ってもよいというものや、週末に限って行なうプチ断食が流行しています。

本格的な断食や絶食は、決められた医療機関や専門家の指導の元、行なわれるべきものです。しかし週末だけのプチ断食なら、個人的に行なっている人もいるでしょう。短期ダイエットの方法としては、とても役立つと感じているはずです。

”普段は低炭水化物ダイエットで、週末はプチ断食で”というように、両刀使いの人もいるかもしれません。この二つのミックスは、最強の短期ダイエットの方法といえるでしょう。

プチ断食をする理由は、腸内を清掃してデトックス(毒素排出)するためだったり、腸を休めたり、酵素を節約するためだったりします。しかし断食という短期ダイエットの方法を行なうと、エネルギー源が不足しますから、どうしても筋肉が減少することになります。脂肪に関しては、体脂肪が蓄えられていますから大丈夫といえます。何十日と食べなくてもよいくらいです。

しかし問題は、断食という短期ダイエットの方法を行なうと、糖質が激減する点。これは脳が飢餓状態になるようなもの。その結果、筋肉を分解して糖新生を行なうわけですが、それも最初のうちです。やがて糖新生が少なくなってきて、脂肪酸からケトン体を作り出します。

ケトン体が出てくるということは、体は完全な飢餓状態です。
めったにあることではありません。脳も節約モードになるので、ボーッとしてきたり、ときには昏睡状態に陥ることになります。そのほか腎臓や肝臓に負担がかかって、臓器障害を引き起こす危険性があります。つまり一生残るような重大な後遺症が残る可能性があります。ケトン体ダイエットという方法がありますが、間違いなく健康を害することになるので要注意です。