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炭水化物ダイエットの方法とリスクとは?

炭水化物ダイエットの方法というと、ダイエットの世界ではもっともポピュラーな食事方法・食べ方ではないでしょうか?

正式名称は低炭水化物ダイエット、または炭水化物抜きダイエットとなります。
炭水化物のダイエットというと、炭水化物だけを摂取するという誤解の元になります。このページでは、炭水化物ダイエットの方法として、使用します。

似たような簡単なダイエット方法・コツとして、低インシュリンダイエットという食事方法があります。これはGI値が60以下の食材を摂取するというものですが、低炭水化物ダイエットとは、似て非なるものです。とくに食事制限をしないことが特徴なので、健康を増進できるメリットがあります。

炭水化物ダイエットの方法が受け入れられる理由は、炭水化物つまり糖質(糖分)が脂肪に変わりやすいからですね。糖質は筋肉や肝臓のグリコーゲンに蓄えられ、エネルギーとして使われていきます。そして余った分は、脂肪細胞で中性脂肪として蓄積されるのです。

それなら最初から炭水化物を制限すれば、グリコーゲンがあふれかえることもなく、太ることもないという発想です。この簡単な図式が、万人受けする理由でしょう。一見、もっともなダイエット理論のように見えます。しかし、ここには非常に危険な要素が潜んでいるといえます。

もちろん低炭水化物ダイエットの方法の考え方を取り入れて、適度に糖質を制限することは、簡単なダイエットの方法・コツとして有効です。つまり極端に糖分を制限するのではなく、いつもよりちょっとだけ、ご飯を少なくする程度にとどめるわけです。これなら体に負担がかかりませんし、最低限の糖質を脳や赤血球に補給することができます。

そうではなく、糖質=悪者とレッテルを貼って決め付け、食事から炭水化物を取りのぞいてしまうと、健康を害することになります。極端な炭水化物ダイエットの方法は、筋肉を減少させるので、基礎代謝が下がり、リバウンドが起きやすくなります。また脳が飢餓状態と認識するので、脂肪を溜め込みやすくなり、だんだん体重が減らなくなっていきます。結局、最後は、ダイエットする前よりも太ってしまう運命が待っているのです。

つまり短期間でダイエットする方法ばかりに目が行くために、急激な体重の減少を求めてしまう。初めはどんどん体重が減るからうれしくなるけれど、いずれ体重が減らなくなるので、ますます深みにはまっていく危険があります。そうなるとリバウンド以外に、拒食症や過食症という摂食障害というワナにはまってしまうのです。

低炭水化物ダイエットが失敗する理由とは?

炭水化物ダイエットの方法をやりすぎると、以下のような順序で、リバウンドを起こす危険があります。最後はダイエットに成功するどころか、失敗が目に見えています。健康を害するうえに、寿命も縮まるでしょう。

  1. 糖質が不足する
  2. すると脂肪を分解して、エネルギーにする
  3. しかし、糖質の不足は解消されない
  4. そこで筋肉を分解して、糖新生する
  5. 筋肉が減るので基礎代謝が低下する
  6. 基礎代謝が下がると、太りやすくなり、リバウンドする

低炭水化物ダイエットの方法に走りすぎると、当然、糖質(ぶどう糖)が極端に少なくなります。脳や血球は、ぶどう糖が唯一のエネルギー源です。つまり朝抜きダイエットなどをすると、脳にぶどう糖が行かなくなります。

炭水化物ダイエットの方法を始めると、すぐに血糖値が下がります。
筋肉や肝臓のグリコーゲンにも糖質の蓄えがなくなるために、体中に蓄えられている体脂肪を分解して、脂肪をエネルギーとします。まず内臓脂肪が使われ、つぎに皮下脂肪が使用されます。

ここまでは願ったりかなったりだと思います。
脂肪が燃焼してくれるので、どんどん体重が落ちていくからです。しかし忘れてはいけないのは、脳には栄養が行っていないということ。脳にぶどう糖が不足しているので、頭はボーッとして働かないでしょう。

そうなっては危険なので、肝臓のグリコーゲンが底をつく前に、アミノ酸プールのアミノ酸をまず使用します。しかし、これはすぐに底をつきます。そうなると、最終的に筋肉を分解して、遊離アミノ酸にするのです。アミノ酸から糖新生を行ない、ぶどう糖を作り出します。しかし、これは効率の悪い方法です。またエネルギー産生の経路が複雑なので、体にとても負担がかかります。

もし、この段階で糖質を補給すれば、糖新生はすぐにストップして、筋肉の異化(カタボリック)は止まります。筋肉を分解するよりは、血中のぶどう糖を使用したほうが効率がよいからです。

そのように糖質を補給するのではなく、炭水化物ダイエットの方法を、さらに長期にわたって続けていると、脂肪酸からケトン体が生じてきます。ケトン体を脳の栄養源にするわけですが、もちろん脳にとっては不十分な栄養源です。そのため脳は省エネモードになり、ボーッとしてきたり、こん睡状態に陥る危険性があります。ケトン体はエネルギー量が少ない、非常用エネルギーというイメージです。

さて炭水化物ダイエットの方法を続けていくと、糖新生によって筋肉の異化が起こり、基礎代謝が低下します。人間の消費カロリーの約7割は基礎代謝が占めています。これは体温調節や心臓の拍動、呼吸など、生命の維持に必要な最低限の消費エネルギー。つまりじっとしていても、寝ているときでも消費されるカロリーです。そのうちの大半は、筋肉が消費するエネルギーになっています。

つまり低炭水化物ダイエットの方法によって、筋肉量が減少すると、基礎代謝が大幅にダウンすることになります。その結果、今までと同じような食事量を摂っていても、体脂肪が付きやすくなるのです。体質的に太りやすく、やせにくい体の出来上がりです。

炭水化物ダイエットの方法は、体重の減少だけを見ているので、徐脂肪体重に目が行っていません。体重が減ってはいても、それは筋肉も減っているのです。見た目で言うと、体全体が細くはなっても、それは病人の痩せ方。メリハリのある体・ボディーラインにはならないといえます。上向きのバストアップ、みごとなヒップライン、ウエストのくびれ、引き締まったお尻とは無縁なのが、炭水化物ダイエットの方法で出来上がる身体といえるでしょう。

 

健康的に痩せるには、炭水化物ダイエットの方法をやりすぎるのではなく、少しだけ制限するだけにとどめましょう。つまり腹八分目ですね。そのほか緑茶のカテキンや杜仲茶を食事中や食後に飲んだり、コンニャクや寒天、りんご、海藻類に含まれる水溶性食物繊維を摂取すれば、小腸内で糖質を絡め取ってくれます。グルコマンナン、アルギン酸、ペクチン、フコイダンなどですね。

さらに、有酸素運動と筋力トレーニングをうまく取り入れれば、筋肉を減らすことなく健康的にダイエットしていくことが可能になります。